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薬価ダウンが凄い医薬品 [薬価改正]

4月1日付け薬価改定に伴い、薬価が告示されました。
ダウン率は薬価ベースで▼5.57%でした。
しかし、この他に一部の品目で通常の市場拡大再算定による見直しで、▼0.9%がありました。

 つまり、発売前の予想より沢山売れてしまったため、その分の薬価は下げますというものです。
効能追加により拡大したと、市場規模拡大によるものがあります。
市場規模の拡大再算定は更に特例も実施されています。

 最大の改定率は、勿論ギリアドのソバルディとハーボニーです。
▼31.7%で、
ソバルディ 61799.3円→42239.6円
ハーボニー 80171.3円→54796.9円となります。

 ソバルディは、発売1年で1500億円の売上ですから、本当に驚きです。
尚、この製品は、スズケングループ、東邦グループ(共創未来グループ)が主に販売していています。

 アルフレッサグループ、メディパルグループは、取引が無いため、十数年前まで業界の医薬品卸会社で日本のトップであったスズケンが、昨年末頃より、月間売り上げで、医薬品卸売上日本一に返り咲きました。

真に、「ギリアド効果」であり、たったの1,2品目で業界の順位までの変えるとは、恐るべきです。ほんの150名程度のMRしかいないこの会社の利益は、どこまで上がるのか、是非知りたいです。

他にもプラビックスが、▼28.6%。
リクシアナ錠が▼28%。
レミッチカプセル、ノビコールカプセル、サムスカ錠、イクスタンジカプセルが▼25%。
ベルケイド注射用が19%
フォルテオ皮下注キット、テリボン皮下注用が▼18.8%です。
他にも▼15%も数多くあります。

予想されていたこととはいえ、製薬メーカーは、薬価が下がって分は、そのまま利益に反映されるとされていますので、非常に厳しい薬価改正となったメーカーも沢山あったと思います。

今、労働市場には、沢山の元MRがいます。
MRは、営業ではないというのが、他業界から見たMR評です。
MRで働いている間に、何か自分で特徴を持ったり、人に負けない力をつけないといけませんね。






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