SSブログ

外来服薬支援料の算定基準とブラウンバック運動 [診療報酬改定]

 年に一度の楽しみにしています「マスターズゴルフ」が始まりました。
松山英樹選手、頑張れ!

 残薬確認に関して、外来服薬支援料という点数があります。
残薬確認をした上で、一包化をしたり、服薬カレンダーを活用した薬の整理をして、その結果を保険医医療機関に情報提供をした場合に、月に1回185点が算定できます。

 ただし、在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定している患者については、算定出来ないことになっています。

患者の来局時及び患者の求めに応じて保険薬剤師が在宅患者に服用薬の整理等を行った場合でも算定出来ます。訪問に要した交通費は患者さんもしくはご家族が負担とする事になります。

尚、服薬管理を容易にするような整理を行わずに単に服薬指導を行っただけでは算定できません。

この外来服薬支援料と関連して、ブラウンバック運動があります。




 ご承知の通り、ブラウンバック運動とは、薬局で調剤したお薬以外にOTCの服薬管理も行う事ですね。
 患者さんに飲み残しのお薬を薬局に持ってきてもらうという動機づけのための袋、いわゆるブラウンバッグを配付して、次に来局するときに飲み残した薬を持ってきていただくという流れを作るというものです。

1990年代に既にアメリカで、始まり、茶色の紙袋に薬を入れて薬局に持ってくることから、名づけられました。

 日本でも既に広まりつつあり、地域のイベントや薬局で参加者を募り、服用中の処方薬、OTC薬、サプリメント等を薬局に持参していただき、薬剤師がチェック。問題がある場合には、適切な服薬指導を行うという事が実施されています。

 そのブラウンバック等は無料で配布されるものですが、提供していない患者の持参薬を服用薬の整理等服薬管理を行った場合の算定は不可となっています。

 事前に、薬剤等を入れる袋(いわゆるブラウンバック)を配布し、この取り組みを患者等に知らせておくことが大切ですね。一薬局で実施というより、エリアの薬局で一斉に取り組む事が望まれますね。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。