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2016年度診療報酬改定は「薬局改革元年」 [診療報酬改定]

薬局改革の始まりの年」とも言える2016年度診療報酬改定は、
①対物から対人業務へ
②薬中心から人(患者)中心へ
③薬局の立地から機能へ
④バラバラから1つへ
といった薬局の位置づけへ大きく舵を切る事になりましたね。

勿論、大型門前薬局の評価の適正化という事も大きな動きの一つとなっています。
その考えの原点は、
2015年10月に公表された「患者の為の薬局ビジョン」です。
門前からかかりつけへ、そして地域へといった考え方です。




その中で、かかりつけ薬剤師、かかりつけ薬局が活躍するためには、
①地域包括ケアシステムの一翼を担い、薬に関して、いつでも気軽に相談できる かかりつけ薬剤師がいることが重要。
②かかりつけ薬剤師が役割を発揮するかかりつけ薬局が、組織体として、業務管理 (勤務体制、薬剤師の育成、関係機関との連携体制)、構造設備等(相談スペースの 確保等)を確保

となっており、まずは、薬局の経営スタンスが、かかりつけ薬剤師が十分力を発揮できる様、体制を整えないといけません。

そして
①服薬情報の一元化・継続的把握
②24時間対応・在宅対応
③医療機関との連携

①②は、患者さんとその家族とは、薬剤師自身も家族の様に、ずっとお付き合いしていく覚悟を持って取り組む事になります。
ここが、対物から対人業務が中心となるといった方向性が出ているところです。
但し、24時間365日を薬剤師個人、つまり一人で数十人を抱えると考えると、非常に重い業務と感じてしまいますので、
同一薬局の仲間であるとか、近隣の薬剤師の方との新しい連携を考える事が、とても大事になってきます。

経営者の手腕が発揮されると共に、新たに始まったこの取り組みのおける情報収集力も重要になってきます。



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