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求められるかかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局の機能1 [かかりつけ薬剤師]

 昨年10月に公表された「患者のための薬局ビジョン」のおいて、かかりつけ薬剤師やかかりつけ薬局の機能が3つ挙げられました。

 その1つが、
服薬情報の一元化、継続的把握です。
そもそも、医薬分業は、専門性を持った医師と薬剤師が、2重にチェックを行い、多剤投与、重複投与・相互作用等の薬剤のチェックやその防止を行う体制を求められています。





しかしながら、現実問題として、医師と薬剤師の双方での連携した処方のチェックは、思い通りには出来ていない現状があります。

 「患者のための薬局ビジョン」では、ICT(電子版お薬手帳)の活用そして将来的には地域医療情報連携ネットワークを活用し、患者さんがかかる全ての医療機関の処方情報をかかりつけ薬局にて把握する事を掲げています。

 そして、一般用医薬品等を含めて、服薬情報を一元化・継続的に把握し、薬学的管理・指導を求められています。
 一般用医薬品の使用状況の把握は、薬局にてOTC販売を行う事も必要になりますし、患者さんが旅行先で「急にお腹が痛い」となり、薬店で買ったお薬も薬局にて把握しなければいけません。

 したがって、患者さん自身に、「かかりつけ薬剤師」の取組み、仕組みを十分に理解、納得していただく必要があります。

 2025年までには全ての薬局にかかりつけ機能を持つ目標となっています。
立地に関わらず、かかりつけ薬局となります。  



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