加算の１８点が０点になる薬局が14000軒強

皆さん、お疲れ様です！
土曜日夜も、新米薬剤師の私は学習真っ最中。お付き合い下さいね。
今回は、2016年4月の改定事項の中で後発医薬品調剤体制加算について、学習しました。
以前、紹介しましたメトグルコにも関連する事柄です。

　改定前である現在の加算は、後発医薬品調剤率が
65％が22点。
55％〜65％未満が18点。
55％未満は0点です。

　改定後は、
75％以上が22点
65％〜75％未満が18点
65％未満が0点となります。

現時点で、18点（55％〜65％未満）の薬局は、全国で約14500軒。
この施設は、このままでは、4月以降は、
18点の点数が0点
となります。
55点未満の施設つまり、0点の先は全国の薬局の42％程度ありますが、更に0点が増える事になります。

4月以降は、全国の薬局の約70％が後発品を懸命に使用しながらも、後発医薬品調剤体制加算が0点となる、非常に厳しい改定となります。
3か月の調剤実績を元に、後発品の使用割合を算出し、届出する事になっていますので、4月以降、改めて、後発品の使用促進を考える薬局が増える事は、想像できますね。

タグ：後発品 診療報酬改定 後発医薬品調剤体制加算 割合