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電子処方せんが開始!どうなる? [診療報酬改定]

 2016年2月にガイドライン案が了承され、規制緩和が進む事となり4月から電子処方せんの運用が始まります。
現時点は移行期となりますが、整備が進めば、本格運用となり、かかりつけ薬局、かかりつけ調剤の推進にもつながる事になりますね。

その電子処方せんが導入される前までは、紙の処方せんが医療機関で発行され、薬局に持っていくという流れでしたが、今後、導入されると、その流れは、

① 患者さんが医療機関で受診します。

② 受診後、患者さんは医療機関から処方箋IDが記された「電子処方せん引換証」を受け取る。
③ 患者さんは「電子処方せん引換証」を薬局に持っていく

④ 薬局は「電子処方せん引換証」を受け取ったら、地域医療連携ネットワークが運営する電子処方せんのサーバにアクセスし、ドクターが入力した処方せんの情報を受け取り、処方せんとして扱う。

⑤ 薬局は電子処方せんの取得の際は、医療機関から提供された診療やアレルギー歴等の情報を併せて取得

⑥ 患者さんは、薬局より薬剤の交付や指導を受ける
となります。

何だか、「マイナンバー制度」と重なるように思えますね。ここでもIDを使用することになるのですね。

 これまでの流れである「患者さんが紙の処方箋を薬局に持っていく」事や「薬剤の交付・薬剤師からの指導を受ける」といった事とは、紙か電子データーかの違い位で大きく変わらないようにも見えます。

しかし、患者さんの処方データがサーバーに全部集まり、一元管理出来る仕組みが出来上がります。残薬問題解消にもつながり、そして情報が日々、蓄積され、電子化されたデーターが電子お薬手帳にも反映されます。

今後は「マイナンバー制度」のようにもっと拡張されて、色々な用途に応用されることになるのでしょうね。
 そして、患者さんにとっても自ら服薬している情報が電子的に管理出来ますし、紙の処方箋コストの削減につながるメリットもあります。

今後は、実施環境が整った地域から実働していく事になるでしょう。自身が所属するエリアの進み具合もこの際、確認する必要ありですね。






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