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薬価改正の目玉!メトグルコを再確認 [メトグルコ]

春の甲子園、そしてプロ野球が始まり、いよいよスポーツ真っ盛りの季節到来です。
そして、以前ご紹介させていただきました

メトグルコが後発医薬品調剤体制加算等の算定対象から外れる

その事についての問い合わせが数多く来るようになりました。
再度、確認の為に 紹介させていただきます。

今回の薬価改定で 
メトグルコ250mgが、  10.20円→9.9円となりました。   メトグルコ250mg後発品は、9.9円→9.9円となります。

メトグルコの薬価は先発品でありながら、最低薬価となったのです。
そして、薬価が後発品と同じですから、後発品の数量シェアの計算式にメトグルコは含まれなくなります。

後発医薬品のシェアを出す数式は
後発医薬品シェア=後発品の数量/(後発品のある先発品の数量+後発品の数量)
です。

メトグルコ250mgの使用数量が分母に含まれない(後発品のある先発品の数量内メトグルコがなくなる)から、シェアが上がるのです。
更に、メトグルコ後発品をやめる事によって、分母・分子の後発医薬品の数量も減少しますので、後発品シェアは上がることになります。
そして、このシュアの数値で後発医薬品調剤体制加算の数値が決まるのです。




ご参考までにメトグルコ500mgは、19円→16.7円ですので、これまで同様、算定対象でしたね。

実は、私の周囲でも今一ピンと来ないという方がいて、
「本当ですが?それってどういう意味ですか」と尋ねてくる方もいます。

 そもそも何故、こんなに低薬価かというと、メトグルコはその前身がメルビンであり、1961年の発売です。既に55年も経過しているからです。そのメルビンが高用量での使用が可能となったのが、2011年に発売されたメトグルコだからです。
 そのメトグルコは、月に何万錠単位でご使用いただいている施設が数多くあると聞いています。
そのような施設は、メトグルコだけでかなりの後発品シェアアップとなります。

繰り返しになりますが、メトグルコの使用量も今一度確認を。 

尚、メトグルコ以外の加算から外れる医薬品については以下のアドレスで
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=89058570

薬価改正の目玉?メトグルコ! [メトグルコ]

 おはようございます。暖かい日が少し続きましたね。
そして、薬剤師の皆さんは、4月からの薬価改定や診療報酬改定の準備に大変な時期かと思います。

 メトグルコがどうしたの?という方がもしかしたら、おられるかもしれませんね。

今回の薬価改定で 
メトグルコ250mgが、  10.20円→9.9円となりました。   メトグルコ250mg後発品は、9.9円→9.9円です。

つまり、メトグルコが先発品でありながら、最低薬価となったのです。
この事が何を意味するかと言えば、薬価が後発品と同じですから、後発品の数量シェアの計算式にメトグルコは含まれなくなります。

後発医薬品調剤体制加算等の算定対象から外れるのです。
施設によっては、驚くべき錠数が処方されている薬です。
したがって、メトグルコ錠250mgを調剤している施設は、数量シェアが上がります。

後発医薬品のシェアを出す数式は
後発医薬品シェア=後発品の数量/(後発品のある先発品の数量+後発品の数量)
であり、メトグルコ250mgの使用数量が分母に含まれないから、シェアが上がるのです。

ご参考までにメトグルコ500mgは、19円→16.7円ですので、これまで同様、算定対象です。

メトグルコは、1961年に発売され1日750mgが最大用量であったメルビンを欧米の基準に合わせ、最大2250mgの薬剤として、メルビンに代わって発売されました。2010年5月の発売です。

低薬価でもあり、若干の縛りがあるものの、主に2型糖尿病患者さんに、使用されています。
昨年後発品が発売されましたので、かなりの数量が後発品となっているとも思いますが、今後、どのような考えを薬剤師の先生方がされるのか、その動向にも注目したいと思います。

尚、メトグルコ以外の加算から外れる医薬品については以下のアドレスで
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=89058570





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